こんにちわ、サンタナです。
今回は、海外生活で大変重宝するアプリ『WISE』を紹介します。
すでに知っている人や使ったことがある人も多いと思います。
下記がわたしの経歴です。
- 国内株式・貴金属投資歴13年
- 語学留学歴あり
- 暗号資産投資を始めてタイに居住
わたしの経歴
【海外移住】送金アプリ『WISE』の準備
海外で生活をしていると、銀行振込で支払いをする機会があります。
現金支払いはキャッシュが多すぎたり、クレジットカードは利用できなかったり、特に発展途上国では銀行振込での支払いを希望する業者は多くいます。
そんな時、現地に到着してすぐは現地の銀行口座を持っていないので、銀行振込の場合は日本の銀行口座からの振込になります。
通常、海外の銀行口座に振込をする場合は、振り込む側の自分の銀行に振込を依頼して、SWIFT*での送金となり、入金されるのに1週間前後かかってしまいます。
また、銀行に手数料を支払う必要があります。
その銀行の代わりに海外口座に送金してくれるのが『WISE』です。
仕組みは、
自分の銀行口座
↓送金
WISEの日本の銀行口座
↓送金
WISEの海外の銀行口座
↓送金
相手の銀行口座
となっており、送金作業は相手の情報を入力して、WISEの銀行口座に振り込むだけです。
もちろん WISEにも手数料はありますが、銀行よりも安い手数料で振り込むことが可能です。
また、相手の口座に入金されるのも SWIFT(銀行間送金)を利用する圧倒的に早くできます。
今回わたしも利用(2023/04/06)しましたが、昼前に送金作業完了した振込が、その日の16時には相手から入金確認のメールが届きました。
本当に早くて驚きました。
*SWIFT
Society for Worldwide Interbank Financial Telecommunicationの略称で、日本語ではスイフトまたは国際銀行間通信協会などと呼ばれる。国際銀行間の送金や決済に利用される安全なネットワーク等を提供する非営利法人で、本部はベルギーにある。1万を超える世界中の金融機関が、SWIFTの標準化された通信フォーマットを利用して日々大量の決済業務等を行っている。
参照:野村證券
WISE準備
WISEは、本人確認を含む送金手続きは全てオンラインで完了できます。
アカウントを作る
まずはWISEのアカウントを作りましょう。
メールアドレスを入力して、アカウント登録をします。
その他にも、Google, Facebook, Apple いずれかのアカウントから登録することも可能です。
アカウントを作って本人確認に進みます。
こちらのリンクから登録することで、最大500ユーロまでの送金手数料が無料になる割引を利用できます。
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公式サイト→ WISE
本人確認を済ませる
WISEでは、初めての送金の場合は本人確認書類をアップロードする必要があります。
また、国内居住者と海外居住者では確認書類が違ってくるので確認しておきましょう。
国内居住者
身分証明書
- 日本の運転免許証
- マイナンバーカード
- 2020年2月以降に発行された日本のパスポート
- 在留カード
のいずれか。
マイナンバーが確認できる書類
- マイナンバーカード
- マイナンバー通知カード
- 6ヶ月以内に発行されたマイナンバー記載の住民票
のいずれか。
海外居住者
現在の海外住所が確認できる書類
- 公共料金の請求書:電気、ガス、電話(携帯電話の請求書は不可)
- 銀行もしくはクレジットカードの取引明細書
- 税金の通知書
- 運転免許証(住所と有効期限が記載されているもの)
- 他金融機関や政府機関発行の書類
- 車両検査証
のいずれか。
選んだ本人確認書類をスマホのカメラでアップロードしていきます。
操作方法を確認しておく
実際にWISEを使用するときのために、操作方法をざっくり確認しておきましょう。
WISEにログイン
WISEのホームページか WISEのアプリで WISEにログインします。
まだアカウントを作成していない場合は先にアカウントを作成しましょう。
こちらのリンクから登録することで、最大500ユーロまでの送金手数料が無料になる割引を利用できます。
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公式→ WISE
通貨と金額を選択
通貨と金額を選択します。
日本から送金する場合は、送金通貨は日本円を選択しましょう。
また、相手の受け取りの通貨も選択します。
ここで、着金予定日や一般的な銀行の手数料と比べた額が表示されます。
個人口座または法人口座からの送金かを選択
個人の銀行口座から送金する場合は「個人アカウント」。
法人の銀行口座から送金する場合は「法人アカウント」を選択します。
送金人(自分)の情報を入力
自分の詳細情報を入力します。
- 名前
- 住所
- 電話番号
- 生年月日
- 職業
などを入力していきます。
受取人を選択
- 自分
- 他人
- 法人・慈善事業団体
の中から受取人を選択します。
受取人の口座情報を入力
受取人の口座情報を入力していきます。
受取人の口座のある国によって、入力項目が異なるのでしっかり確認しておきましょう。
受取人の口座情報が分からない場合はメールアドレスのみで送金することもできます。
本人確認書類をアップロード(初めての送金の場合)
初めて送金する人は、本人確認書類をアップロードします。
アップロードした本人確認書類や写真の確認には数営業日かかります。
また、入金確認後に、WISEの本人確認書類のチェックが開始されます。
送金手続きや入金が完了していない場合は本人確認書類のチェックは開始されないので注意しましょう。
本人確認は時間がかかってしまうので、事前に本人確認を完了しておきましょう。
スマホを使って本人確認作業を進めるとスムーズです。
送金の目的を選択
日本円から送金する場合は、送金の目的を選択する必要があります。
送金理由を選択して、必要な項目を埋めていきましょう。
送金詳細を確認
表示される送金の詳細を確認しましょう。
送金内容、受取口座情報、スケジュールの詳細に間違いがないか、しっかり確認します。
入金方法を選択
送金先口座に入金する方法を、「銀行振込」か「デビットカード」から選択します。
銀行振込を利用した入金の場合の方が、デビットカードを利用した入金の場合よりも安く済むことが多いです。
WISEの日本口座に振り込む
WISEの日本口座(ワイズ ジャパンの銀行口座)に該当金額を振り込みます。
この記事の前半で説明した通り、WISEの日本口座に表示されている該当金額を振り込むことによって、WISEが WISEの海外口座に送金し、受取人の口座に入金されます。
完了
以上で送金作業は完了です。
WISEの日本口座への振込が済んだら、WISEから受取人の口座に指定した通貨で振り込まれるのを待つだけです。
初めてWISEを利用する場合は、本人確認が認証されるまで平均で3営業日程度かかります。
2回目以降は、より速く送金ができるようになります。
まとめ
今回は、海外の銀行口座に送金するアプリ「WISE」を準備しておく方法について解説しました。
わたし自身、クレジットカード払いや Paypalなどで全て対応できると思っていたので、いざ銀行振込しか支払い方法がないときに WISEを利用して非常に助かりました。
簡単な送金作業や着金までのスピードにも、とても満足しています。
無料で登録できて、送金手数料の割引も受けられるので、海外移住する前に準備しておきましょう。
では、また。