こんにちわ、サンタナです。
2024年5月28日に、タイで長期にわたる経済減速、GDPの低成長、公的債務の増加に対しての経済刺激策について閣議決定されました。
その中でのビザ規制を緩和する対策の一つとして、「DTV(デスティネーション・タイランド・ビザ)」が発表されました。
現在の「LTRビザ」よりも条件が大きく緩和されています。
条件や特典は、
- 20歳以上
- 50万バーツ以上の資産証明
- 有効期限5年間
- 180日間滞在可能
- 10000バーツで1回のみ180日間の滞在延長が可能
- 配偶者・扶養家族の同行可能
しかし、執筆現在(2024年6月)は、まだ開始されていません。
では、それぞれ解説していきます。
注意
この記事は今現在の情報で、変更・誤りがある場合があります。不明な点はタイ大使館で確認が必要です。
下記がわたしの経歴です。
- 国内株式・貴金属投資歴13年
- 語学留学歴あり
- 暗号資産投資を始めてタイに居住
DTVビザの申請条件・申請料金
DTVビザの申請条件は、以下になります。
- 20歳以上
- 50万バーツ以上の資産証明
以前の長期滞在を希望するリモートワーカーのは、最低年収8万ドル(約294万バーツ)必要だったため、大きく緩和されました。
また、DTVビザはリモートワーカーだけでなく、料理教室に通う人やムエタイを習う人など、タイで文化的な活動をする人なども申請可能です。
申請料金は、10000バーツです。
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DTVビザの有効期限・滞在期間
DTVビザの有効期限・滞在期間は、
- 5年間
- 180日間の滞在が可能
また、1回のみ180日間の延長が可能で、料金は10000バーツです。
注意が必要なのは、DTVビザは5年間で最大360日滞在が可能ということです。
その他
配偶者・扶養家族の同行可能
DTVビザ保有者の、配偶者および法定の子供 (20歳未満)を同行することが可能です。
配偶者および法定の子供の申請料金は、今現在発表されていません。
DTVビザの申請方法
DTVビザの申請方法は、まだ施行されていないので申請することはできません。
DTVビザはまだ施行されていないので、申請代行業者や代行エージェントは詐欺の可能性が高いので注意が必要です。
まとめ
今回発表された、DTVビザは大きく規制緩和されてリモートワーカーには魅力的なビザになっています。
- 20歳以上
- 50万バーツ以上の資産証明
- 有効期限5年間
- 180日間滞在可能
- 10000バーツで1回のみ180日間の滞在延長が可能
- 配偶者・扶養家族の同行可能
しかし、タイに長期滞在したいのなら滞在日数を考えると留学ビザ(EDビザ)の方がまだ魅力的に感じます。
DTVビザを発表した背景には、タイ移民局とタイの語学学校の対立状況があるようです。
いろいろな国を転々とするリモートワーカーは、利用する価値がありそうですね。
DTVビザの利用を考えている方は、まだ施行されていないのでタイ政府の新しい発表を待ちましょう。
では、また。
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