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【地中海の宝石】キプロスのデジタルノマドビザで歴史と文化を体験

2025年1月8日

現在、キプロスのデジタルノマドビザの申請は停止されています。

こんにちわ、サンタナです。

キプロスは、多くのデジタルノマドワーカーに人気な国の一つです。

地中海の真ん中、アナトリア半島の南に位置する美しい島国で、地中海で3番目に大きく、3番目に人口の多い島です。

キプロスは、ヨーロッパ、アジア、中東の文化が融合した独特の歴史と伝統が息づいています。

低い法人税で有名なため、グローバルな企業はキプロスに本社をおくこともあります。

下記がわたしの経歴です。

  • 国内株式・貴金属投資歴14年
  • 語学留学歴あり
  • 暗号資産投資を始めてタイに居住

キプロスのデジタルノマドビザ

2021年10月、キプロス政府はデジタルノマドビザ制度の導入を承認しました。

キプロスのデジタルノマドビザを取得すれば、キプロス国外に登録された雇用主のもとでリモートワークが可能になります。

キプロスのデジタルノマドビザは、申請者の数に制限があり、100名しか受け入れられません。

2022年3月、キプロスはデジタルノマドビザを500件に増やしましたが、現在は、その500名の枠もいっぱいになり、デジタルノマドビザの申請を受け付けていません。

キプロスでデジタルノマドに人気な場所

  • ニコシア
    キプロスの首都であるニコシアには、市の南半分はキプロス共和国に属し、北ニコシアは国連に承認されていない北キプロス・トルコ共和国の首都です。ニコシアには、マカイラス修道院やアタルサ国立公園などの観光スポットがあり、ライキ・ゲイトニア地区で買い物をしたりできます。
  • パフォス
    パフォスは、キプロス南西部に位置する歴史的な港町で、美しい自然景観と豊かな文化遺産が特徴です。ユネスコ世界遺産に登録されている遺跡群やリゾート地としての人気から、多くの観光客が訪れています。キプロスのベストシティに5回以上ランクインした都市です。
  • リマソール
    リマソールは、キプロスの南部海岸に位置する都市で、キプロスで2番目に大きな都市です。キプロスの金融と海運業の中心地で、特にオフショアビジネスが発展しており、観光だけでなく移住や長期滞在の地としても非常に人気です。
  • ラルナカ
    ラルナカは、キプロスの南東部に位置する港町で、長い歴史と美しいビーチ、国際空港を備えた便利なロケーションが特徴です。ワイン作りや、おいしい料理、美しい砂浜で知られています。歴史とモダンな要素が融合した街で、穏やかな生活と観光の両方を楽しむことができます。アクセスの良さやコストパフォーマンスの高さから、移住や短期滞在先としても人気です。
  • ファマグスタ
    ファマグスタは、キプロスの東部に位置する歴史的な港町です。オスマン帝国時代の城壁都市や、中世のゴシック建築が点在することで知られています。一方で、現代においてはキプロスの分断問題の象徴ともなっている都市でもあります。

キプロスデジタルノマドビザの申請条件

キプロスのデジタルノマドビザを取得するためには、申請条件を満たす必要があります。

  • EU/EEA非加盟の市民
  • キプロス国外で登録された雇用主のもとで勤務
  • リモートワークで仕事
  • 月収が3,500ユーロ以上

キプロスのデジタルノマドビザ取得に必要書類

キプロスのデジタルノマドビザを申請するために、必要な書類を用意しましょう。

  • 有効なパスポート
    パスポートの有効期限:キプロス入国後、3ヶ月以上有効なパスポートが必要です。
  • パスポートサイズの写真2枚
    写真はシェンゲンビザの写真要件に従ったものでなければなりません。
  • 申請書
    申請書に署名し、公証する必要があります。
  • リモートワークの証明
    労働契約書やその他のビジネス文書を提示し、キプロスからリモートで仕事をすることを証明する必要があります。
  • 月収3,500ユーロ以上の収入証明
    銀行口座の明細書や給与明細書を提出し、3,400ユーロ以上の月収があることを証明する必要があります。
  • 履歴書 / 職務経歴書
    職業経験や学歴を含む最新の履歴書を提出する必要があります。
  • 意思表示書
    キプロス滞在の理由、リモートワークの理由、キプロスで働きたい理由などを説明する必要があります。
  • 健康保険の証明書
    キプロス滞在中、3万ユーロの健康保険と傷害保険に有効な医療保険に加入している必要があります。
  • 宿泊先の住所
    賃貸契約書や、キプロスで宿泊先を見つけたことを証明する書類を提出する必要があります。
  • 無犯罪証明書
    無犯罪証明書は、地元の警察署で入手できます。

キプロス・デジタルノマドビザの申請方法

キプロスのデジタルノマドビザは、居住国のキプロス大使館で申請する必要があります。

日本に住んでいる場合は、駐日キプロス共和国大使館に予約を入れます。

駐日キプロス共和国大使館は、駐日欧州連合代表部があるヨーロッパハウス内に大使館が開設されています。

駐日キプロス共和国大使館

無事、デジタルノマドビザを取得し、キプロスに到着したら、移民局で3ヶ月以内に外国人登録をする必要があります。

  • キプロスのデジタルノマドビザに必要な書類を揃える
    デジタルノマドビザの申請書を提出する際には、上記の書類を手元に用意しておく必要があります。
  • 最寄りのキプロス大使館または領事館に予約を入れる
    居住国のキプロス大使館または領事館に連絡し、ビザ提出のための予約をします。
  • 申請書を提出し、申請手数料を支払う
    予約日に、大使館または領事館から要求された必要書類を提出し、ビザの申請料金を支払います。事前に料金を支払い、支払い領収書だけを提出する必要がある場合もあります。
  • 返答を待つ
    申請書を提出したら、決定が出るまで待つ必要があります。数週間かかることもあります。
  • キプロス入国
    キプロスに入国した後、3ヶ月以内に外国人登録をします。

キプロス入国後の外国人登録の申請

キプロスのデジタルノマドビザが承認されたら、キプロスに渡航し、3ヶ月以内に移民局の事務所で予約を取り、外国人登録証(ARC:Alien Registration Certificate)を取得する必要があります。

外国人登録証の取得に必要な書類は、デジタルノマドビザに必要な書類とほぼ同じです。

(パスポートのコピーは、キプロス入国スタンプがあるもの)

デジタルノマドビザの申請の時に、全ての必要な書類のコピーを複数枚用意しておくと良いでしょう。

キプロス・デジタルノマドビザ・外国人登録の料金

キプロスのデジタルノマドビザと外国人登録の料金はそれぞれ70ユーロです。

  • デジタルノマドビザ申請料 - 70ユーロ
  • 外国人登録のための初期登録料 - 70ユーロ(一度だけ支払う必要があります)

キプロスデジタルノマドビザの申請時間

キプロスのデジタルノマドビザの承認には、時間がかかる可能性があります。

キプロス政府は、5~7週間ほどで承認されるとしています。

ただし、申請する大使館や申請件数によっては、2~3ヶ月かかる場合もあることを考えておく必要があります。

キプロスデジタルノマドビザの有効期限

キプロスのデジタルノマドビザ滞在期限は1年です。

ビザの有効期限が切れると、更新を申請することができ、その後、ビザの滞在期限は2年間となります。

更新申請には、滞在許可証の有効期限が切れる1ヶ月前までに、移民局に必要な書類を提出する必要があります。

家族同伴は可能

キプロスのデジタルノマドビザは、家族を同伴することができ、デジタルノマドビザ取得者と同じ期間、キプロスに滞在することができます。

ただし、キプロスで働いたり、その他の経済活動を行うことはできません。

同伴できる家族は、配偶者と18歳未満の子供に限られます。

  • 配偶者/パートナー
  • 18歳未満の子供

キプロスにおけるデジタルノマドの税制

キプロスに年間 183 日以上居住する場合は、納税居住者とみなされ、キプロスでの納税義務が発生します。

課税所得(年間)税率
€19,500 以下非課税
€19,501 ~ €28,00020%
€28,001 ~ €36,30025%
€36,301 ~ €60,00030%
€60,001 以上35%

キプロスの法人税

キプロスの法人税率は、12.5%で、EU内でも低い水準です。

この低い法人税率は、国際的な企業にとっては非常に魅力的です。

また、キプロスは他の税率も多くの優遇措置があるので、企業経営や投資、不動産購入を検討している人にとっては有利な国です。

まとめ

今回は、キプロスのデジタルノマドビザについて解説しました。

キプロスも他のヨーロッパの国と同じように、デジタルノマドビザ申請の収入条件が厳しい国です。

また、現在はデジタルノマドビザの申請を受け付けていないため、キプロスに移住を考えている人は、キプロス政府の最新情報を常に確認して、デジタルノマドビザの応募枠に入れるようにしましょう。

では、また。

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