こんにちわ、サンタナです。
今回は、1946年に日本政府が行った銀行預金封鎖について解説していきます。
銀行の預金を出金できないようになったことあるの?
と思う方も多いでしょう。わたしもそうでした。
しかし、調べてみると、日本は戦後にインフレを抑えるために銀行預金封鎖を行なっていました。
決して不安を煽るわけではなく、日本の歴史として知っておく必要があると思ったので、書いておきます。
わたしはビットコインを保有しており、その立場から記事を執筆しています。
下記がわたしの経歴です。
- 国内株式・貴金属投資歴13年
- 語学留学歴あり
- 暗号資産投資を始めてタイに居住
わたしの経歴
戦後1946年の銀行預金封鎖
日本は、第二次世界大戦後、戦災の打撃や生活物資不足に陥りました。
また、臨時軍事費の支出が膨れ上がり、物価が高騰し、市民は銀行預金を切り崩しての生活を強いられます。
銀行の預貯金の引き出しが激しくなっていき、日本にハイパーインフレーションが起こりました。
そのハイパーインフレーションを抑えるために、日本政府は「総合インフレ対策」と称して、
- 翌日から全金融機関の預貯金を封鎖
- 流通している5円以上の紙幣(旧札)を2週間後限りで無効
- 約3週間以内に旧札を強制的に銀行に預入
- それまでの預金と一緒に封鎖
- 一定限度内に限って新札への引換・新円による引き出しを認める
これらを実行しました。
新紙幣発行の理由
新紙幣発行の理由は様々です。
- 偽造防止技術の向上
- 紙幣のデザイン変更による通貨の刷新
- 紙幣の耐久性の向上
一般的には、このような理由で新紙幣発行されていきます。
しかし、日本経済が激しいインフレに見舞われた場合は、
- 激しいインフレを抑えるため
という理由で、銀行預金封鎖と連動して行なった歴史があるようです。
暗号通貨の重要性
ここまで、日本には銀行預金封鎖の歴史があったことを知りました。
まさに、来年の 2024年は新紙幣発行です。
万が一、現在のインフレが収まらず、銀行預金封鎖の歴史が繰り返されれば、多くの資産は動かせなくなります。
銀行預金や現金(旧紙幣)だけではなく、日本で扱われている他の金融商品も動かせなくなることも考えられます。
そうならないためには、資産の保管場所が重要です。
詳しく言うと、中央機関(政府や運営会社など)の制約を受けない資産です。
それが、ビットコインです。
ブロックチェーンで管理されている暗号通貨は、個人のウォレットで保管することで、政府などの制約は受けずに資産を保存できます。
これが、暗号通貨の最大のメリットと言えるかもしれません。
まとめ
今回は、日本の銀行預金封鎖の歴史について解説していきました。
日本政府が 1946年に行なった銀行預金封鎖は、
- 翌日から全金融機関の預貯金を封鎖
- 流通している5円以上の紙幣(旧札)を2週間後限りで無効
- 約3週間以内に旧札を強制的に銀行に預入
- それまでの預金と一緒に封鎖
- 一定限度内に限って新札への引換・新円による引き出しを認める
と想像を絶する恐ろしい内容でした。
時代の分かれ目を感じつつ、しっかり対応する必要があるようです。
では、また。
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