こんにちわ、サンタナです。
今回は、ムエタイビザ(EDビザ)について解説していきます。
わたしは現在、タイで生活をしています。
タイでの生活の中でムエタイビザという存在を知り、多くの外国人がムエタイビザを取得して、トレーニングをしながらタイに滞在しているのを目撃しました。
しかし、調べてみると曖昧で、結論として「ジムによってかなりの差がある」ということです。
また、EDビザを提供しているジム自体も少なく、バンコク・チェンマイ・プーケット・サムイ島くらいしか、今のところないようです。
(少しずつ EDビザを提供できるジムも増えているようです。)
そのため、タイに滞在するための選択肢の一つとして考えておきましょう。
それでは、解説していきます。
下記がわたしの経歴です。
- 国内株式・貴金属投資歴13年
- 語学留学歴あり
- 暗号資産投資を始めてタイに居住
わたしの経歴
ムエタイビザ(EDビザ)
タイのムエタイビザ(EDビザ)は、タイでムエタイのトレーニングしながらタイに滞在することができるビザです。
ムエタイビザは、ムエタイを学ぶということなので「EDビザ(教育)」のカテゴリーになります。
タイ教育省の認可を受けたムエタイジムに入学し、週に最低20時間のムエタイのトレーニングを受けることを条件に、1年間の滞在が許可されます。
また、ジムによって違いますが、ビザの延長も可能なようです。
ムエタイビザ(EDビザ)の特徴
ムエタイを学ぶ EDビザと語学を学ぶ EDビザなどと大きく違うポイントは、「ムエタイビザは労働可能なビザ」ということです。
タイで働く場合は、収入面では期待できませんが、現地のタイ人と働くことで、タイの生活を感じながらタイ語の経験もできるので、とても魅力的です。
この働けるというムエタイビザの特徴を活かせる人は、金銭面以上の多くのメリットがあるでしょう。
条件や待遇はジムによって異なる
ムエタイビザに関する条件や待遇はジムによって異なります。
- 料金
- ビザの延長
料金
基本的な対移民局へ支払うムエタイビザの申請料2000バーツは変わりませんが、ジムが提供するサービスによって料金は異なります。
- トレーニングプログラム
- 移民管理局への申請手数料
料金は、時間やマンツーマンレッスンなどトレーニングプログラムによって異なります。
ジムによってプログラムが大きく違うので自分に合ったジムを探す必要があります。
トレーニングに使うグローブやプロテクターに関してもジムによって無料の場合と有料の場合があります。
ジムによっては、宿泊もできて、ムエタイのトレーニングとタイ語のレッスンを提供したり、食事やドリンクのサービスを行っているところもあるようです。
また移民管理局への申請手数料を徴収するジムも多くあります。
可能であれば、自分で申請することを伝えて自分で申請しましょう。
ビザの延長
ビザの延長に関してもジムによって異なります。
ジムによって最長4年間と明記しているところもありますが、実際のところは微妙です。
事前にジムに確認しておきましょう。
基本的には、「1年間」。
運が良ければ「2年間」。
くらいで考えておきましょう。
自分に合ったジムを探す方法
では、ムエタイジムはどこにあるのでしょうか?
やはり、Google Map を使って探していきます。
その前に、自分がタイのどこに住みたいのかを決める必要があります。
タイ国内でも、都市ごとに物価が違ったり、雰囲気が違ったりするので自分が住みたいと思う場所をリサーチして決めましょう。
住みたい都市が決まったら、Google Map で「Muay Thai Gym ⚪︎⚪︎」と住みたい都市も一緒に入力して、周辺のムエタイジムを検索します。
ジムのホームページや Facebook がある場合は、
- EDビザを提供しているのか?
- 料金
- プログラム
などをチェックして、自分に合ったジムをピックアップしておきましょう。
ホームページでは、EDビザの提供しているのかなど、細かいことがわからないことが多いのでピックアップしたジムに実際に見学に行くことになります。
ムエタイビザ申請方法
ムエタイビザの申請は、タイ国外の税関で申請する方法と代理店やジムと直接メッセージのやりとりをして、オンラインで申請する方法があります。
タイの EDビザ(教育ビザ)プログラムは、すべて国外の税関から申請する必要があります。
語学留学の際の EDビザもそうです。
そのため、先にタイに入国してジムを探してムエタイビザを申請する場合も、一度国外に出る必要があります。
しかし、例外はあり、わたしはタイ語を学ぶための EDビザで滞在していますが、税関でのビザの申請の際に出国する必要はなく、税関のオフィスでお偉いさんと写真を撮っただけで大丈夫でした。
地域の税関によって出国する必要がないこともありますが、基本的には一度出国する必要があります。
オンラインで申請する方法ですが、ビザ申請の代理店や直接ジムに申請します。
しかし、オンラインでの申請はオススメできません。
お金を支払った後に、連絡が取れなくなる場合があるからです。
大手のジムなら大丈夫かもしれませんが、やはり実際にジムに訪れてそれからビザの申請をする方が安全でスムーズでしょう。
では、どのような流れでムエタイビザの申請をするのかを解説していきます。
- ビザなし(30日+30日)or 観光ビザ(60日+30日)どちらかでタイに入国
- ピックアップしたジムを訪問・決定
- 必要書類を揃えて国外の税関で申請
- ムエタイビザ(EDビザ)取得
出国して国外の税関への申請などをジムがサポートしてくれる場合もありますが、基本的にはこの流れでビザを申請・取得します。
ビザなし(30日)でタイに入国して、延長(30日)の、60日間でジムを決定して、ムエタイビザを取得するか、もっと時間に余裕が欲しい場合は、事前に日本で観光ビザ(60日)を取得してタイに入国、延長(30日)の、90日間で必要な業務を完了させましょう。
タイでは、大手のインターネットショッピングプラットフォームでも偽物が当たり前に販売されていて、ネット上のやりとりだけでは当たり前に詐欺やお金を持って連絡が取れなくなる場合も多くあり信用に欠けてしまいます。
実際にジムを見学して、契約・申請を行うことを強くオススメします。
必要書類
- パスポート
- 証明写真
- ビザ申請書
- ムエタイジムの入学証明書
- 経歴書(税関によって提出が求められる場合があります)
- 健康診断書(税関によって提出が求められる場合があります)
- タイでの滞在費を証明する書類(税関によって提出が求められる場合があります)
- タイでの滞在先の住所を証明する書類
まとめ
今回は、タイでムエタイのトレーニングをしながら滞在する「ムエタイビザ(EDビザ)」について解説しました。
現在はまだまだムエタイビザ(EDビザ)を提供しているジムが少ないですが、格闘技を学びたい人や体を動かすことが好きに人にとってはメリットが大きいビザです。
注意点は、必ずジムを見学することです。
また、ムエタイビザの特徴は、労働可能ということです。
しっかり覚えておいて、ムエタイビザで強くなりながらタイで生活してみましょう。
では、また。