こんにちわ、サンタナです。
マレーシア国内では、マレーシア・リンギット(MYR)を使用します。
移住を考えるにあたって、移住希望地の経済や通貨は生活していく上でとても大事になってきます。
経済や通貨に関する将来は誰にも分かりませんが、マレーシア・リンギットについて考えてみたいと思います。
下記がわたしの経歴です。
- 国内株式・貴金属投資歴13年
- 語学留学歴あり
- 仮想通貨投資を始めて海外移住を考える
わたしの経歴
移住のためにマレーシア・リンギットと経済
移住を考える上で、現地の経済状況はとても重要に思います。
日本円を両替して現地で使用することになると、現地の物価は大きな影響があります。
また、あまりにも経済不況だと治安も悪くなり、生活に不安を感じてしまうこともあるでしょう。
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マレーシア・リンギットの現在
MYR/JPY チャート
マレーシア・リンギットは、1997年のアジア通貨危機で急落しました。その後、リンギットは2000年代初頭に回復。
2015年8月に大きく下落し、一時17年ぶりの安値(当時)を記録しました。
この下落の原因は、政界スキャンダルの渦中にある政府系投資会社ワン・マレーシア・デベロップメント(1MDB)の財務をめぐる懸念が広がり、原油安と新興市場売りに揺れる同国経済の見通しがさらに悪化したことによるマレーシア・リンギット安となりました。
マレーシア国債の推移
国債の利回りは、政府の財政状況、経済成長率、インフレ率、金利などの要因によって影響を受けます。
一般的に、国債の需要が高まると、利回りは低下し、需要が低下すると利回りは上昇します。
マレーシア国債の推移は、長期的に見ると安定しています。
マレーシア政府は、国内外の投資家からの需要に応じて、様々な種類の国債を発行しています。
2020年には、COVID-19パンデミックが世界的な経済不安を引き起こし、マレーシア国債の利回りが一時的に上昇しました。
しかし、マレーシア政府は経済対策として、大規模な財政刺激策を導入し、マレーシア国債への需要を促進しました。
2021年、マレーシア国債の利回りは比較的低水準にあります。
最近のマレーシアの状況
マレーシア・リンギットは、政治の安定への期待と底堅い経済がリンギット高を支えています。
総選挙直前の2022年11月上旬にアジア通貨危機以来の安値圏にあったリンギットが反転する契機となったのは、同月24日のアンワル氏の首相就任です。
議会の3分の2の勢力を確保する安定政権の発足が決まり、首相が頻繁に交代する不安定な政治状況が終わるとの期待が高まった結果です。
世界経済が減速する中で、2023年も4〜5%程度の堅調な成長が見込まれることもリンギット安への歯止めとなっています。
調査会社は「マレーシアは2023年も経常黒字を維持する見通しで、リンギット相場は年間を通じて安定する」と予測しています。
まとめ
マレーシアの経済状況や政治状況は安定するという見通しで、この状況から考えると日本円に対してマレーシア・リンギット高に向かうでしょう。
また、現在は日本円自体がどの通貨に対しても円安という状況なので、これから伸びてくると言われている東南アジアとの物価の差は埋まってくるのではないでしょうか。
しかし、未来はどうなるか誰にも分からず、東南アジアの政治状況は急に変わることがよくあるので、しっかり自分で考えて対応していきましょう。
それでは、また。
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